1630年頃 | 立町にてローソクや油を製造、販売 |
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1882年(明治15年) | 立町より二日町に移転し卸売業を始める |
1910年頃(大正初期) | 香油(びんつけ油)の製造を始める 「アエヤ香油」という登録商標(特許)を取得 |
1922年(大正14年) | 二日町の現在地に移転、店舗を構え小売業を始める 以後、日用品の卸売りと小売りも始める |
現在 | 線香・ローソクを中心に日用品雑貨の卸売、納品業務を行っている |
商号の「相江屋」の由来は、祖先の出身が相模の国江ノ島(現在の神奈川県相模原市)であるとの伝承からで、初代は加藤八郎右衛門で、二代目より相江屋兵左衛門となり、明治維新に至りもとの加藤姓に戻り、屋号を「相江屋」と定めました。
維新後、明治15年(西暦1882年)立町に店舗を移転しましたが、明治初期の頃は世情も混乱をきわめ、また従来とはまったく違う商売が続出した時代でもあり当社も世の推移に伴い業態も変化せざるをえなかったものでした。西暦1910年(大正初期)の頃、香油(びんつけ油)の製造を始めたのも時流を見てのこと。「アエヤ香油」という登録商標(特許)を取得し、その時代の若い女性の人気を集めました。西暦1922年(大正14年)に二日町の現在地に移転し、店舗を構え小売業を始めました。現在は、線香・ローソクを中心に日用品雑貨の卸売、納品業務を行っています。
<右にある絵は昭和20年代のもの>
相江屋商店には亀の子束子で有名な亀の子束子西尾商店さんからいただいた金看板が大事に保管されています。この看板は全国の得意先へ西尾商店さんが配布されたもの。裏面を見ると写真のように『昭和30年9月受贈』とあります。
創業から100年以上の歴史を持つ西尾商店さんとの昔からの関わりがお分かりいただけるかと思います。東北でも正規代理店とされている企業は他にないと誇りを持っております。
相江屋商店3代目は、大正12年。4代目は、昭和24年。そして5代目が昭和57年。3代にわたり木町通小学校を卒業しています。
現在においては、その関わりから毎年弟子入り体験の受け入れを行っています。弟子入り体験とは、毎年5年生が授業の一環で職場体験をする機会。相江屋商店では、この活動を10年以上行っており、今後も継続してお手伝いさせていただく予定です。
このような、地域の皆様とご一緒できる機会を大切に今後も地域に密着した企業でありたいと考えております。